 |
生殖の精・気・血・津液・髄など生命を維持する最も基本的な物質で、体の各組織を養い、その機能を発揮させます。生まれつき親から受け継いだ「先天の精」。食べ物を消化吸収したもの(水穀精微)からつくられる「後天の精」があります。「後天の精」は絶えず「先天の精」を補給し、精の充実をはかります。腎に保存される腎精は発育、成熟、生殖、老化、寿命と深く関係します。 |
 |
人体の気は生命の原動力であり、臓腑、組織の活動を維持しています。絶えず運動し全身を巡り、主に昇・降・出・入の動きにより、体の正常を保ちます。精・気・血・津液を生じ、汗・水・尿・便等の新陳代謝を順調に行わせます。体を温めて各組織の働きを保ったり、外からの邪気の侵入を防いで疾病から守ります。気の機能が低下したり、気の運動が停滞すると体に変調をきたします。 |
 |
血管を流れる液体(基本的には血液)。各臓腑に流れて営養を与え、組織を潤し、機能するよう調節します。血は肝に貯えられ、心気によって全身に運ばれます。血には、もう一つ精神を養い、安定させる働きがあります。血の生成は、「精血同源」で腎精から、水穀精微から、「津血同源」で津液からなど。血量が不足したり、流れが阻滞されると体に変調をきたします。 |
 |
体内の良い水液の総称。津とは希薄な液体で、液は濃い液体をさします。体に入った飲食物が各臓腑と関係し合って生成され、代謝、分散、排泄されます。体内の体液、分泌物や体外にでる汗、鼻水、涙、よだれ、唾(五液)など。皮膚、毛髪、臓腑を潤し、関節、目、鼻、耳、咽喉を滑らかにし、髄液、脊髄、脳を補充します。津液が不足すると乾燥の症候になり、代謝の失調でむくみ、痰飲が生じ体調を損ないます。 |
 |
生命の象徴であり、臓腑の働きにより精・気・血・津液から作られる。さらに、中医学では精・気・神を身体の[三宝]と考えている。神は精神的な活動を表し、思考能力・集中力・情緒・性格などの心理活動の象徴である。 五臓を中心とする身体では、精・気が充実することによって五臓の働きがスムーズにいき、精神活動も安定する。 |