二十四節気とは、陰暦(旧暦)に基づいて季節を24の気候にわけたもので、その分割点を含む日に季節を表す名称を付したものです。太陰太陽暦において月名を決定し、季節とのずれを調整するための指標として使われます。
一般的に1年365日は、春、夏、秋、冬の4つの季節でできていると考えられますが、中医学の五行学説では長夏を加え五季に分けます。自然界すべての事物と現象は陰陽の関係で成り立っていると考え、1日の変化には陰陽消長があり、季節の変化も同じく陰陽の関係によって生まれると考えます。



二十四節気の各節気は、その時の気候の特徴を表しています。薬膳を組み立てる際、季節の特徴と身体の特徴を併せて食材や中薬を選ぶことが大切となります。

●各節気の意味と時期(旧暦の関係で年毎に節気が前後します。下欄は2017年の節気です。)
立春 2月4日  立春は春の始まり。自然界に春の芽が出て、陽の気が少しずつ増えていきます。
雨水 2月18日  降る雪は雨に、積もった雪は解けて水に変わり、春に向けて準備をする節気です。
啓蟄 3月5日  土の中で冬ごもりしていた生物が暖かくなり動き出す頃。自然界は陽気成長です。
春分 3月20日  自然界は陰陽転化する時。春は精神の活動が上昇するので興奮しやすくなります。
清明 4月4日  清明は「清浄明潔」の略。万物が清らかで生き生きしている頃を意味しています。
穀雨 4月20日  春雨が降って百穀を潤す…という意味。夏に向かい陽気の上昇が強くなる時です。
立夏 5月5日  暦上では立夏から立秋の前日までが夏。新緑あふれ夏がもうすぐという合図です。
小満 5月21日  草木が成長する時。秋にまいた麦が穂をつけることから「小満」と言われる。
芒種 6月5日  「芒」は稲や麦などの先端の突起部分。種まきの時期であることを知らせている。
夏至 6月21日  昼間の時間が一番長い日。自然界では陽盛ですが、日本ではちょうど梅雨の時期。
小暑 7月7日  だんだん暑くなる時期。蒸し暑くなり、ストレスがたまり落ち着きがなくなる。
大暑 7月23日  字のごとく、本格的な暑さの季節。冷たいものの摂り過ぎには注意しましょう。
立秋 8月7日  暑さは続くが暦上は秋。自然界は陽盛から陰盛に変わる時期で燥気が生じてきます。
処暑 8月23日  暑さがおさまる頃という意味。身体の陰陽も「陽消陰長」になってゆきます。
白露 9月7日  秋が深まり昼夜の温度差が増大。油断すると風邪をひきやすい季節です。
秋分 9月23日  自然界は陰陽転化となります。乾燥は「温燥」から「涼燥」へ。
寒露 10月8日  昼夜の温度差で草木に露が降りるという意味で「寒露」。自然界は陽から陰へ。
霜降 10月23日  露が冷気によって霜となる頃。寒気が加わり、冬を超える準備の時期です。
立冬 11月7日  冬の始まりという意味です。この頃になると木枯らしが吹き初雪のたよりも。
小雪 11月22日  まだ雪も多くない頃。 空気が乾燥するため、口鼻、咽頭、皮膚に注意が必要です。
大雪 12月7日  名の通り、大雪が降る頃。 自然界では草木が枯れて動物は冬眠状態に入ります。
冬至 12月22日  太陽の高さが最も低くなり昼の時間が一番短い日。自然界では陽気が地下で始動。
小寒 1月5日  1月に入ると寒さが一段と厳しく。この「小寒」から「寒の入り」といいます。
大寒 1月20日  最も寒い季節です。早寝早起きをして、体の中の陰陽のバランスを整えましょう。

             

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