 紫蘇

「紫蘇」は本来、赤しそのことを指し青じそは変種と言われています。紫蘇の歴史は大変古く、縄文時代の遺跡からシソの種実が出土していることから、原産地とされる中国から、2500年前にはすでに日本に伝わっていたと言われています。栽培が始まったのは平安時代で香辛野菜として使用されており、この時代の医学書である「本草和名」には、薬や漬物に用いられたということが記されています。
中国の三国時代に少年が蟹の食べすぎによって死にかけ、シソを与えられたことでたちまち元気になったことから「紫蘇」と書かれるようになりました。主な産地は愛知県豊橋市で、全体の4割を占めています。
<効能効果> 温性/辛味/肺・脾
発表散寒:風寒表証の発汗、解熱、咳
行気寛中:脾胃気滞の胸悶、嘔吐
解魚蟹毒:蟹・海老・魚貝類の中毒
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赤紫蘇茶の作り方をご紹介します。
<準備するもの>
赤しそ 230g
水 1500ml
レモン汁 適量
<作り方>
1.赤紫蘇は洗ってザルにあげる。鍋に水、赤紫蘇をいれ火にかけ沸騰
させる。
2.紫蘇の赤い色がぬけたら火を止めて濾し、レモン汁をお好みでいれ
る。
赤紫蘇茶はそのまま飲んでも美味しいですが、おすすめの飲み方は、
ホット・・・蜂蜜・生姜のすりおろし・蜂蜜梅干しなど
アイス・・・梅酢割り・炭酸割・レモン水割
ゼリーを作っても美味しいですよ!
(ゼリー:寒天1g 砂糖15g 赤紫蘇茶 200g) |
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