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No.070 |
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食 薬 名 |
茉莉花(マツリカ)
ジャスミン |
区 分 |
中 品 |
分 類 |
理気類 |
性味/帰経 |
温、苦、辛、甘/肝 |
働 き |
1.疏肝解鬱
2.理気和中
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茉莉花(マツリカ)は、モクセイ科の常緑低木で、主に熱帯・亜熱帯地域に分布しています。小さく白い花を咲かせ、その香りは非常に強く、香水の原料としても利用されています。
茉利花は、気の巡りを良くし、臓腑の働きを調節する理気類です。性味は、温、苦、辛、甘。帰経は肝です。茉利花の働きは、理気和中、疏肝解鬱により、胃痛、うつ状態、脇助脹痛に作用ます。茉莉花はジャスミン茶の原料となるジャスミンの花のことですが、ジャスミン茶は、緑茶や 白茶などの茶葉に茉莉花の花で香り付けをしたお茶で、ジャスミンの花そのものをお茶として飲んでいるわけではありません。
ジャスミン茶は、その芳醇な香りとさっぱりとした味わいが特徴で、リラックス効果や消化促進などの効能があると言われています。
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