No.080  
食 薬 名  蜜柑
区   分  中 品
分   類  理気類
性味/帰経  温、甘、酸/肺、胃
働   き  1.理気健胃
 2.止渇潤肺
 3.燥湿化痰


蜜柑の原産地は、中国、日本、韓国とスペインです。蜜柑の性味は、温(平)、甘、酸です。帰経は肺と胃です。蜜柑は、理気健胃、止渇潤肺の働きがあり、胃腸の調子を整え、痰(たん)を切りやすくしたり、咳を鎮めたりする作用があります。
蜜柑は、外側のオレンジ色の皮は陳皮、白い筋は橘絡、白い部分は橘白という果実全てが中薬です。陳皮は燥湿化痰の働きがあり、臓腑を温めて、痰飲を乾燥させて取り除きます。橘絡は、気の流れを良くし、ストレスによる痞えを散らす通絡化痰、橘白は理気健胃の働きがあります。蜜柑の皮を乾燥させて、煎じた汁を入浴剤として湯舟に入れると、咳が鎮まり、体がポカポカ温まります。

出典:薬膳素材辞典(辰巳洋著)
執筆者:Web部 中島悦子

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