 |
| No.074 |
|
| 食 薬 名 |
苦瓜
|
| 区 分 |
下 品 |
| 分 類 |
清熱類 |
| 性味/帰経 |
寒、苦/心、脾、胃 |
| 働 き |
1.清暑止渇
2.清肝明白
|
|
苦瓜は、原産地はアジアの熱帯地方、日本では沖縄や九州地方定でも栽培されている食材です。品種は、沖縄で一般的で、肉厚でジューシーなのが特徴。比較的苦味は少なめのあばしゴーヤや、細長い形で、九州地方でよく栽培されている長レイシの他、緑色のゴーヤよりも苦味が薄い 白ゴーヤなどがあります。
苦瓜の性味は、寒、苦。帰経は心、胃、脾です。苦瓜は、清暑止渇作用、清肝明目の働きがあり、『本草綱目』には、「苦瓜の果実には悪い熱を取り除き疲れを癒す」「視力を回復させる」、『随息居飲食膳』には、「青い苦瓜は発熱を消し、成熟した苦瓜は血液や肝臓を滋養する」と書かれています。ゴーヤは青い未熟なうちに収穫して食べることが一般的ですが、完熟すると黄色やオレンジ色に変化します。このとき、苦味は減少し、中の種を覆うゼリー状の赤い部分には甘みが出てきます。この部分は昔、水菓子のように食べられていました。
出典:薬膳素材辞典(辰巳洋著)
執筆者:Web部 中島悦子
|