 |
清暑益気とは、身体の熱を取り、気を補う治療法です。気温の高い時期は、暑熱により身体の津液と共に気が消耗し、口喝・無気力・多汗・不眠・全身倦怠感等が症状として出ますが、それらを治療する方法の一つです.
酷暑による高温多湿が続いています。暑さによる汗のかきすぎは気を消耗し、多湿により汗が蒸発できないと身体に熱がこもります。身体は気虚になり、傷暑になります。熱中症と免疫力低下に注意が必要です。この時期の養生には清暑益気が大切です。暑さに負けないように、身体にこもった熱を冷やし、気を増やすものをとりましょう。清暑益気の食薬にバナナがあります。性味は甘/寒、帰経は胃・大腸、効能は清熱潤腸・解毒です。通年食材として販売されていますが、寒性が強く身体を冷やすので、寒い季節や冷え性の人にはむかない食薬です。また、消化に優れ、多類な糖類が徐々にエネルギーに変わるために、アスリートのスタミナ持続やエネルギー補給に用いられます。食欲不振の時にも役立ちます。含まれる成分のうち、オリゴ糖は免疫機能の向上、セロトニンは脳のリラックス効果や安眠に、ペクチンは整腸効果があるといわれ、最近では、あらゆるフルーツの中で免疫力を高める働きが最も高いといわれ、薬効が注目されています。
|
|