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「疏肝解鬱」とは肝気の巡りを良くし、肝気鬱結による溜息・燥鬱・易怒などの症状の緩和や自律神経の機能を調整する治療法です。4月は、年度の変わり目により生活環境が変わる人が多く、疲れやストレスが貯まりやすくなり、自律神経や情緒の調整に係る肝の負担が増加します。肝の機能が弱まると、血液の流れや新陳代謝が滞り、めまいや不眠、情緒不安定などの症状を引き起こしやすくなります。疏肝解鬱をし、ゆったりと過ごしましょう。疏肝解鬱に良い食薬には理気類の物がよく使われ、中でも夏みかんは良い食薬になります。夏みかんは、爽やかな香りで酸味が強く、気の巡りをよくし肝の働きを補います。 夏みかんは日本が原産の柑橘であり、1~6月に収穫できます。柑橘には100種以上の品種があり、4~5月きよみ・日向夏・はっさく、4~7月河内晩柑、5~6月なつみ・弓削瓢柑、6~8月温室みかん、9~3月温州みかん、11~2月紅まどんな、1~3月甘平、2~3月せとか・国産ネーブル・知火、3~5月はるか・黄金柑・タロッコ、3~6月グレープフルーツなど、1年を通して食べる事ができます。効能だけでなく、様々な香りと味覚を楽しむことができます。(みかん農家さんの応援にもなります) 柑橘は生薬としても用いられ、皮は「橘皮・夏皮・陳皮」、薄皮の白筋は「橘絡」、種は「橘核」、葉は「橘葉」と、それぞれ違った効能があります。 |
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