「補中益気」とは、胃腸機能を補い、気(生命エネルギー)を増強する治療法です。脾胃の働きが低下すると、運化機能が減少し水穀精微が作りにくくなります。各臓腑、肌肉を営養する力が弱くなり、疲れやすく元気がなくなり体力が減ります。体力は、筋力・心肺持久力・筋肉の柔軟力を合わせた総合力といわれ、筋肉を増やすと体力はアップします。
「補中益気」によい食薬に、鶏肉があります。性味は、甘・平性、効能は脾胃を健やかにし気力を補い、食欲不振、慢性下痢、体力回復に有効です。鶏肉には豊富なタンパク質が含まれますが、特にささみとむね肉のイミダゾールジペプチドは、消化が良く疲労を緩和させるだけでなく、筋肉を作るといわれています。筋トレを行った日の夜に鶏肉を摂取すると、効率的に筋肉を作ることができ、気(生命エネルギー)が増強できます。

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