
「生津潤燥」とは津液を滋養し、乾燥を潤す治療法です。皮膚・鼻・目の乾燥、口渇・尿小・便秘などに用います。9月に入り猛暑が過ぎたとはいえ、夏からの汗のかきすぎは水分や塩分を消耗し身体に熱をこもらせ、ミネラルバランスを崩しやすくなります。秋風とともに空気も乾燥しますので、身体はかなりの乾燥にさらされます。この様な時はこまめな水分補給をし、「生津潤燥」の養生が必要です。
「生津潤燥」に良い食薬には「豆腐(とうふ)」があります。性味は寒・甘、効能は生津潤燥・清熱解毒・益気和中などです。原料の大豆は、栄養価が高く重要なタンパク源として「畑の肉」といわれています。最近では、ダイズイソフラボンには骨粗しょう症・更年期障害・乳がん・高脂血症の予防、レシチンには動脈硬化・認知症の予防、ダイズサポニンには老化防止や肥満改善の効果が期待されています。身体に潤いを与え夏の疲労を回復する、女性の強い味方です。 |