「香身」とは香気が漂うような華人、「美容香身」とは生まれながらにもつ生命力や美しさを最大限に生かし、健康美を保つことをいいます。唐代の「美容香身」な皇妃、楊貴妃は、龍脳樹の香りを纏い、家屋に沈香木を使い、柱に白檀の木を使い、壁に麝香と乳香を塗ると記されており、香りの効能により華麗な形貌を保っていたようです。 
初夏に芳香を放つ花類の生薬では、茉莉花(ジャスミン)・金銀花(スイカズラ)・玫瑰花(ハマナス)・月季花(コウシンバラ)・接骨木(エルダーフラワー)などが咲き、薬効だけでなく花茶としても香りを楽しむことができます。
現代では、ラベンダー(薰衣草)やレモン(檸檬)などの香りは脳のデジタルライフ疲労を癒す効果があり、芳香は一瞬にして脳を元気にしたり感情をリセットする有効な手段であるといいます。リラックスやリフレッシュに、生薬の香りを取り入れてはいかがでしょうか。

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