扶正とは虚証に対する治療法で、病気の原因が気・血・津液・精などの不足がある場合にそれを補うことを指します。袪邪とは実証に対する治療法で、病気の原因である病邪を取り除くことを指し、病邪は六淫邪気や病的産物である気滞・瘀血・水滞などがあります。扶正袪邪とは扶正と袪邪を同時に行う治療原則であり、中医学の特徴です。中医学では正気と邪気のバランスによって健康が保たれると考えます。正気と邪気が体内で戦い、その結果、正気が邪気に打ち勝つことができれば健康を保つことができます。「扶正袪邪」により、病気になりにくい体づくりと邪気を取り除くことを同時に行うことで健康が維持できます。
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