

2025.07
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品 名:桑椹(どどめ)
桑葉
地 域:群馬県富岡市
分 類:桑椹:補気類
桑 葉:辛涼解表類
性味/帰経:桑椹:寒、甘、酸/心、肝、腎
桑葉:寒、苦、甘/肺、肝
働 き:桑椹:滋陰補血、生津潤燥
桑葉:疏風清熱、清肝明目、清肺潤燥、平抑肝陽
紹 介 者:黛 久乃
「どどめ」をご紹介します。桑椹(桑の実)は、群馬県や周辺地域では「どどめ」とも呼ばれます。桑の木は縄文時代には日本にあったそうで、歴史が古いためどのような由来なのか定かではありませんが、桑の木は根がしっかりと張ることから、その昔、土手がくずれないよう「土留め」に植えられていたのかも→桑の実で手や口が染まる色を「どどめ色」と表現した→桑の実=「どどめ」と呼ばれるようになったのでは、との地元の人による説もあります。富岡市では、5月下旬からあちらこちらで実り始めます。
群馬県富岡市には、世界遺産である富岡製糸場があります。国による建設の際には、現在一万円札の顔となっている渋沢栄一氏も携わりました。富岡市や周辺地域では、明治5年製糸場操業にともなって、さかんに養蚕が行われ、世界に誇る上質な絹糸が生産されました。後に民営化を経て、製糸業衰退とともに1987年(昭和62年 案外最近)3月、操業を停止し現在に至ります。
桑の木にはいくつか種類があり、大きくおいしい桑の実がなる種類があるそうですが、市内では、生の桑の実の販売はほぼ見かけません。桑の実ジャムやワインなどの加工品は、道の駅や直売所などで買い求めることができます。
養蚕には蚕の餌となる桑の葉がたくさん必要でした。富岡市内では、その名残で現在でも至るところで桑の木を見かけます。富岡製糸場にちなんだ製品として、桑の葉(桑葉)を使用した、桑の葉茶、パウダー、お菓子など、近隣の道の駅や市内直売所などで購入することができます。 |
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