2021.6
笹巻き(粳米) 秋田
分   類:補気類 
性味/帰経:脾、温、甘/脾、胃、肺
働   き:補中益気、健脾止瀉
食材紹介者:鈴木日出子


田植えシーズンが終わる5月下旬から6月初めにかけて、田植えを終えたお祝い、田植えの終わりに田の神を送る行事として「さなぶり」があります。その時のお料理のひとつに笹巻きがありました。笹巻きは、「ちまき」というほうがなじみがあります。最近でも、時期になるとスーパーでみかけるので、やはり「田植えのころに食べるもの」という懐かしい郷土料理のようです。笹の葉の中に、もち米を入れて三角形に巻き、茹でたものにきなこをつけながら食べるか、味付けをしたおこわが入っているものと二種類あります。以前配属先だった特別養護老人施設では、手作りおやつとして、利用者様と職員が一緒に「笹巻き」を作って食べるというレクリエーションを行ったことがあります。いつも料理を教えて頂いている方に「笹巻き」の話をしましたら、早速出来立てのものを持ってきてくれました。笹の葉の香りが風味となり糯米とよく合い美味しくいただきました。


2019.02
ハタハタ(スズキ目) 秋田
分   類:補気類
性味/帰経:平(温)、甘 /脾、胃、肝、腎
働   き:補脾益腎、止咳利尿、安胎 
食材紹介名:鈴木日出子

 
冬の日本海側で雷が鳴り響く頃に獲れることから、雷光の古語で霹靂神〈はたはたがみ〉から名前がついたといわれています。そのころに一気に店頭に大量に出回ります。
しょっつる鍋、から揚げや醤油漬け、はたはた寿司など、調理法はいろいろあります。メスの「ブリコ」といわれる卵巣が美味と言われているので、オスよりもメスの方を好む方が多いです。醤油漬けや三五八漬け(塩3、麹5、米8を合わせ漬け込んだもの)を正月に出してきて漬け焼きにすることも多く、秋田の冬の味です。








2018.08
蒓菜(じゅんさい) 秋田県三種町
分類・性味:清熱類・寒、甘/肝、脾
効   能:清熱解毒、下気止嘔
食材紹介者:鈴木日出子

 
秋田県三種町はじゅんさいの国内生産量の約90%を占める日本一の産地です。
私がいる秋田県南地域と少し離れているためじゅんさいのレパートリーは少ないですが、病院や施設の給食で、お盆の行事食や夏の献立で吸い物や酢の物として提供します。アクセントにおろし生姜を添えるたりしますが、じゅんさいのみ使用することがほとんどです。出回っているじゅんさいは水煮が手ごろですが、やはり生じゅんさいは美味しいと思います。
手が届かないほどの値段ではないですが、ちょっとよそ行き風にしたいときに使います。
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