肝の働きを良くするために、香り豊かで色鮮やかで、食材の味が絶妙に絡みあい心も体もホッとする炒め物を作りました。身近な食材で手に入れやすく、誰にでも作れる食材を選びました。新鮮な韮は体を温め肝の働きを助けます。好き嫌いが分かれる香菜ですが、デトックス効果を持ち、気の巡りを良くして体を温める性質があります。


「肝・脾」の機能を高める薬膳

考案:田中 蓉
使用した文献:食薬学(教科書)、薬膳素材辞典、早わかり薬膳素材
アドバイス:日本国際薬膳師会認定部(写真、レシピ等の転用禁止)

素材名:じゃが芋、にんじん、卵


温養補肝・調和肝脾
(2人分)
じゃが芋・・・・・・・・・
にんじん・・・・・・・・・
韮・・・・・・・・・・・・
葱(白い部分)・・・・・・
玉子・・・・・・・・・・・
椎茸・・・・・・・・・・・
香菜・・・・・・・・・・・
枸杞子・・・・・・・・・・
プアーアル熟茶・・・・・・
水・・・・・・・・・・・・
【調味料】
黒胡麻油・・・・・・・・・
塩・・・・・・・・・・・・

100g
50g
30g
20g
1個
2枚(40〜50g程度)
5g
5g
3g
2.5カップ

大匙1
小匙1/4

1. じゃが芋、にんじん、椎茸を千切りする。葱はみじん切りにし、韮、香菜は5cmに切る。
2. 玉子を溶きほぐし塩を少々加えてよく混ぜて、フライパンに薄く油をひいて焼いて千切りにする。
3. 黒胡麻油をフライパンに引いて葱を入れ中火で焦げないように炒め香りが出てきたら、じゃが芋、にんじん、椎茸の順に入れて火を通したら韮を入れ塩で味付け後香菜を入れ、最後に千切りした玉子を入れる。
4. 鍋に分量の水を沸騰させる。熱湯でさっと洗い水を切ったプアール茶と枸杞子を鍋に入れ蓋をして5分ほど蒸らしてから濾す。

じゃが芋・・・・・・

椎茸・・・・・・・・

にんじん・・・・・・

玉子・・・・・・・・

韮・・・・・・・・・

葱白・・・・・・・・

香菜・・・・・・・・

枸杞子・・・・・・・
補気類 平・甘 /胃・大腸・脾
補気健脾
補気類  平・甘/胃・肝
補気益胃 止血
補血類 平(微温)・甘/肺・脾・胃・肝
養血明目益肝 健脾化滞
滋陰類 平・甘/肺・心・脾・肝・腎・胃
滋陰潤燥 養血安神
温裏類 温・辛/肝・胃・腎
温陽解毒 下気散血
辛温解表類 温・辛/肺・胃
発汗解表 散寒通陽
辛温解表類 温・辛/肺・胃
発汗透疹 消食下気
滋陰類 平・甘/肝・腎
滋補肝腎 益精明目
   
春は肝の働きが活発になり、精神、情志の活動が上昇発散するので、辛温の食材で発散、去寒します。肝の疏泄を司る働きは脾の消化吸収を促進させる作用があるので、春は肝だけでなく脾の調子を考えることも大事であるため、補気健脾のじゃが芋、椎茸を使いました。
補血ににんじん、滋陰に玉子を使い精神の安定を期待します。プアール茶は温める作用を持ち消化を促進します。補肝腎の効能のある枸杞子を合わせました。


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