冬に温かくした甘いもので手軽に腎を補いたいと思いレシピを考えました。白玉というと冷たいデザートの印象ですが、我が家ではお鍋にいれることもあり温かくても美味しいと思っていたのと、女貞子を煮出した汁の味が好きなので、それを温かいシロップにして、白玉を入れてみました。白玉には刻んだ胡桃で食感にアクセントを出しました。枸杞子とシナモンを別々に白玉に入れることで、それぞれの味と香りを感じられると思います。


「腎」の機能を高める薬膳

考案:池田由美
使用した文献:食薬学(教科書) 
アドバイス:日本国際薬膳師会認定部(写真、レシピ等の転用禁止)

素材名:女貞子、胡桃、枸杞子、肉桂(シナモン)糯米(白玉粉)、蜂蜜


滋陰益気補腎
(2人分)
女貞子・・・・・・・・
枸杞子・・・・・・・・
白玉粉・・・・・・・・
蜂蜜・・・・・・・・・
干し葡萄・・・・・・・
胡桃・・・・・・・・・
【調味料】
シナモンパウダー・・・

10g
10粒
100g
大匙3(60g)
10粒
10g

1g

1. 女貞子はお茶パックに入れ、干し葡萄と一緒に600mlの水に入れ300mlになるまで煎じる。
2. 胡桃は刻んで、枸杞子はひたひたの水につけて柔らかくする。
3. 白玉粉に水100ml(分量外)を入れてこねる。まとまったら刻んだ胡桃を入れて混ぜる。
4. 3を二つに分け、片方に枸杞子、もう片方にシナモンをまぜてよくこねてからそれぞれ6個のお団子をつくる。
5. 鍋にタップりのお湯を沸かし枸杞子の白玉を入れ、浮いて来てから2分ゆでる。その後シナモンの白玉も同様にゆでる。
6. 1の汁に大匙3の蜂蜜を入れ、二つのお椀に注ぐ。
7. 5の2種類の白玉を3個ずつお椀に入れる。

女貞子・・・・・・・・

枸杞子・・・・・・・・

糯米(白玉粉)・・・・

蜂蜜・・・・・・・・・

干し葡萄・・・・・・・

胡桃・・・・・・・・・

肉桂(シナモン)・・・
補陰類 涼・甘・苦/肝、腎
    滋補肝腎
補陰類 平・甘/肝、腎、肺
    滋補肝腎
補気類 温・甘/脾、胃、肺
    補中益気
補気類 平・甘/脾、肺、大腸
    補中緩急
補血類 平・甘・酸/脾、肺、腎
    補気養血
補陽類 温(熱)・甘/腎・肺・大腸
    補腎温肺 補腎助陽
温裏類 大熱・辛・甘/脾、心、腎、肝
    温暖脾胃 温通経脈
   
寒邪は陰邪で陽気を傷つけやすく特に腎を傷めやすいので、腎を養うものを多く使用したいと思いました。
女貞子と枸杞子で腎陰を養いつつ、冬は凝滞性により気血の流れが渋滞するので身体を冷やさないように温性・熱性で帰経に腎のある、胡桃、シナモンを加えた白玉にしました。補気類の糯米(白玉粉)と蜂蜜、補血類の葡萄も使いました。


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