秋になると空気の乾燥とともに喉の不快感や肌のカサつきを感じます。肺に潤いを与え乾燥による肺の不調を予防・改善整える食材を使用したレシピを考え豆乳と蓮根を使ったスープを考えました。ご飯を少し入れてとろみを出しました。ナッツ類の食感や香ばしさを加え潤いと滋養の効果が感じられる一杯です。豆乳の代わりに牛乳を使っても美味しくいただけます。(※牛乳は、肺に良い食材ですが化痰効果はありません)


「肺」の機能を高める薬膳

考案:上田千加
使用した文献:薬膳素材辞典 
アドバイス:日本国際薬膳師会認定部(写真、レシピ等の転用禁止)

素材名:豆乳、蓮根、粳米、くるみ、松の実


清熱化痰益肺
(2人分)
蓮根・・・・・・・・
豆乳・・・・・・・・
ご飯・・・・・・・・
くるみ・・・・・・・
松の実・・・・・・・
【調味料】
塩・・・・・・・・・
こしょう・・・・・・
ごま油・・・・・・・
煮汁・・・・・・・・

130g
1カップ
30g
10g
2g

少々
少々
少々
大匙2

1. 蓮根は皮をむき1cmの厚さ、いちょう切りにして水につける。水を切り弱火で柔らかくなるまで煮込む。煮汁を残しておく。
2. くるみ、松の実はフライパンでから炒りし粗く刻む。
3. 蓮根、豆乳、ご飯、1の煮汁大匙2をミキサーにかける。鍋に入れて中火にかけて温める。とろみがでてきたら火を止めて塩を入れ味を調える。
4. 器に盛りくるみと松の実をのせる。こしょうとごま油を少々かける。

蓮根・・・・・・・

豆乳・・・・・・・

粳米・・・・・・・

胡桃・・・・・・・

松の実・・・・・・
理血類 寒・甘/脾・心・胃
    清熱生津
化痰類 平・甘/肺・大腸・膀胱
    潤肺化痰平喘 
補気類 平・甘/脾・胃
    除煩止渇 補中益気
補陽類 温・甘/腎・肺・大腸
    温肺定喘 補腎助陽
瀉下類 温・甘/肺・肝・大腸
    潤肺止咳
   
秋は肺の機能が最も盛んになる季節とされています。肺は全身の気の動きを調節し、呼吸や水分代謝をつかさどる重要な臓器です。肺は「潤いを好み、乾燥を嫌う(喜潤悪燥)」という特徴を持つため、秋の燥邪は肺の働きに影響を与えます。燥邪が体内に侵入すると、津液が損なわれ_乾燥し働きが弱くなり、咳や痰、喉の渇き、皮膚の乾燥といった不調が現れやすくなります。こうした症状を防ぐためには肺の熱を取り痰の排出をし、清熱化痰の効能を持つ食薬を積極的に取り入れます。又、粳米の補気健脾、くるみの温肺効果でバランスをとり肺の機能を高める献立にしました。


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