年々暑さが厳しくなる日本の夏。冷房や冷たい飲料に頼り切りにならずに夏バテすることなく食材で涼やかに健やかに過ごせたら、と元々好んで食べているすいかをアレンジしました。暑い夏の調理はキッチンで火に向かっていると汗も吹き出てそれだけで疲れることもあり、手軽につくれる副菜としても気に入っています。赤白の鮮やかな色のコントラストで見た目にも元気をもらう一品です。


「心」の機能を高める薬膳

考案:堺 君映
使用した文献:薬膳素材辞典
アドバイス:日本国際薬膳師会認定部(写真、レシピ等の転用禁止)

素材名:緑すいか・トマト・チーズ


清熱養陰
(2人分)
すいか・・・・・・・・・・
トマト・・・・・・・・・・
モッツァレアチーズ・・・・
にんじん・・・・・・・・・
棗・・・・・・・・・・・・
【調味料】
酢・・・・・・・・・・・・
オリーブオイル・・・・・・
塩・・・・・・・・・・・・

150g
100g
100g
75g
15g

20ml
20ml
小匙1/4

1. すいかは種を取って1.5cmくらいの角切りにします。
2. トマトはヘタを取り、種の部分を取り除いてすいか同様1㎝くらいの角切りにします。
3. チーズは手で食べやすい大きさにちぎります。
4. にんじんはすりおろして軽く絞り、棗は粗みじんにして調味料と合わせます。
5. ボウルに1から3を入れ、4のにんじんと棗、調味料を全て加え全体を絡めます。
6. 器に盛ります。

西瓜・・・・・・・・

トマト・・・・・・・

チーズ・・・・・・・

にんじん・・・・・・

大棗・・・・・・・・
清熱類 寒・甘/心・胃・膀胱
    清熱解暑、除類止渇
清熱類 微寒・甘・酸/肝・脾・胃
    清熱生津止渇
滋陰類 平・甘・酸/肺・肝・脾
    養陰補肺
養血類 平・甘/肺・脾・胃・肝
    養血、健脾化滞
補気類 温・甘/脾、胃・心
    補中益気、養血安神
   
すいかとトマトは清熱類で夏の暑さで生じる実熱を取り除きます。熱により乱れやすい心の働きを正常化するために心に帰経するすいかを主素材に選びました。発汗による気陰の消耗を補うために滋陰類のチーズ、養血類のにんじん、補気類の棗を併せて和えています。養血安神の効能をもつ棗や養血類のにんじんで血を養うことにより、心の保養、回復を図ります。甘味の素材と調味料の酢の酸味の働きは共に摂ることにより陰を補います。主素材の性質が寒~微寒性ですが、温性の棗を少し加えることで寒に傾きすぎないようバランスをとっています。


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