暦の上では冬の始まりとなる11月。日中は暖かいことが多いのですが、朝晩は気温が低くなり始める時期です。気温差で風邪をひきやすくなり、体調管理は気をつけたい季節です。本格的な寒さを迎える前に、冷えを撃退できるメニューを考えました。冬は腎が活発に働いて、春に備えてエネルギーを蓄えます。腎を養い、心も身体もホッとできるスープで内側から温めていきましょう。


「腎」の機能を高める薬膳

考案:松田亜希子
使用した文献:食薬学(教科書) 薬膳素材辞典
アドバイス:日本国際薬膳師会認定部(写真、レシピ等の転用禁止)

素材名:海老 黒木耳 黒胡麻 大蒜 生姜 葱白


温補腎陽 
(2人分)
海老・・・・・・・・・・・
黒木耳・・・・・・・・・・
黒練り胡麻・・・・・・・・
大蒜(みじん切り)・・・・
生姜(みじん切り)・・・・
葱(みじん切り)・・・・・調味料
醤油・・・・・・・・・・・
ごま油・・・・・・・・・・
黒すり胡麻・・・・・・・・
糸とうがらし・・・・・・・
水・・・・・・・・・・・・

8~10尾(400g)
5g
大匙1
小匙1
小匙1
小匙1

小匙1
小匙1
適量
適量
500ml

1. 海老は殻を剥き、背ワタを取り除き、塩と片栗粉(分量外)でしっかり揉み込み水洗いする。
2. 黒木耳は水で戻し、細切りにする。
3. 鍋にごま油をひき、大蒜、生姜、葱を炒め、香りが立ってきたら海老を加え、黒木耳を入れる。
4. 水を加え沸騰したら、黒練り胡麻、醤油を加える。
5. 器に注ぎ、黒すり胡麻、糸唐辛子を飾る。

海老・・・・・・・・

黒木耳・・・・・・・

黒胡麻・・・・・・・

大蒜・・・・・・・・

生姜・・・・・・・・

葱白・・・・・・・・
補陽類   温・甘/ 肝・腎・脾・肺
      補腎壮陽
止血類   平・甘/ 肺・胃・大腸
      涼血止血
滋陰類   平・甘/ 肝・腎・大腸
      滋補肝腎 養血益精
外用類   温・辛・甘/ 脾・胃・肺
      辛温散寒
辛温解表類 温・辛/ 肺・脾・胃
      温胃止嘔
辛温解表類 温・辛/ 肺・胃
      散寒通陽

精を貯蔵する機能を蔵精といい、腎に貯蔵された精を腎精といいます。腎精は、成長、発育、生殖能力を促進する働きがあり、生命活動の維持に深く関与しています。精が不足すると抵抗力が落ち、虚弱体質、感冒などの症状がおきます。腎を養い体を温める食材の海老、また黒木耳や黒胡麻の「黒い食材」は腎の働きを補います。血を補う黒木耳、全身に潤いを与え髪まで血を巡らせる黒胡麻を使用し、老化防止も期待できます。


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