キャベツには、弱った胃粘膜の修復を助けてくれるビタミンU(別名キャベジン)という水溶性のビタミンが豊富に含まれています。スープ仕立てのロールキャベツは、ビタミンUの栄養素を余すところなく摂取でき、胃にやさしく美味しいです。理気効果のある玉ねぎや陳皮も入ることによって、さらに理気健脾効果も期待できます。また、季節の野菜や香辛料を加えれば味変も楽しめます。


「脾」の機能を高める薬膳

考案:明珍和恵
使用した文献:食薬学(教科書)薬膳素材辞典 早わかり薬膳素材
アドバイス:日本国際薬膳師会認定部(写真、レシピ等の転用禁止)

素材名:キャベツ・鶏ひき肉・はと麦


健脾益気
(2人分)
キャベツ・・・・・・・・・
鶏ひき肉・・・・・・・・・
はと麦・・・・・・・・・・
さやいんげん・・・・・・・
玉ねぎ・・・・・・・・・・
陳皮・・・・・・・・・・・
卵・・・・・・・・・・・・
にんじん・・・・・・・・・
【調味料】
塩・・・・・・・・・・・・
胡椒・・・・・・・・・・・
ナツメグ・・・・・・・・・
固形スープの素・・・・・・白ワイン・・・・・・・・・
ローリエの葉・・・・・・・

200g(2~4枚)
130g
20g
20g(2本)
70g(1/3個)
2g
30g(1/2個)
20g

少々
少々
少々
1個
大匙1
1枚

1. はと麦は弱火でゆっくり煎り、水から軟らかくなるまでゆでる。陳皮はひたひたの水で戻し、せん切りにする。
2. キャベツとさやいんげん(筋は取る)は軽くボイルする。玉ねぎはみじん切りにする。
3. ボウルに、鶏ひき肉・はと麦・玉ねぎ・卵・塩・胡椒・ナツメグを入れてよくこねる。
4. キャベツを広げ、3.を入れて包み、ロールキャベツを4個つくる。
5. 鍋に、4.のロールキャベツを重ならないように入れ、水2(~3)カップ・スープの素・ワイン・ローリエの葉を入れ、落し蓋をし、30分くらい煮る。
6. せん切りにしたにんじんを入れ、さらに少し煮る。
7. 火を止める直前に、斜め切りにしたさやいんげんと陳皮を入れ、塩・胡椒で味を調える。

キャベツ・・・・・・

鶏肉・・・・・・・・

さやいんげん・・・・

薏苡仁・・・・・・・

玉ねぎ・・・・・・・

陳皮・・・・・・・・

卵・・・・・・・・・

にんじん・・・・・・
補気類  平・甘/胃・腎
     補中益気
補気類  平(温)甘/脾・胃
     補中益気
補気類  平・甘/脾・胃
     健脾化湿
利水滲湿類 微寒甘・淡/肺・脾・胃
      健脾補肺
理気類  温・辛・甘/脾・胃・肺・心
     健脾理気
理気類  温・辛・苦/脾・肺
     理気健脾
滋陰類  平・甘/肺・心・脾・肝・腎
     滋陰潤燥
養血類  平(微温)・甘/肺・脾・胃・肝
     健脾化滞

脾胃はすべての消化機能に関わり、脾胃の働きによって、食べ物は栄養へと変わり、各臓器に送られて利用されています。脾胃の働きが悪くなると、消化不良・栄養不足などの症状が、しばしばあらわれます。はと麦の性質は微寒なのでゆっくり煎ることにより緩和され、健脾の働きを生かすことができます。キャベツ、鶏肉などの健脾・補中益気効果のある食材や理気効果のある玉ねぎや陳皮などで脾胃の働きをよくします。


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