コロナ禍において、以前より水分補給・滋陰を心がけるようになりました。そこで我が家で人気の中華茶わん蒸しを、腎をテーマにアレンジしてみました。茶わん蒸しというよりスープのようにいただくことが出来るので体の中からポカポカ温まります。そのときの体調や気分に合わせてスープを鶏ガラや和風だしに変えたり、豚肉を鶏肉や帆立貝に変えたりしていただくことができます。人数が多いときは大鉢で作ります。


「腎」の機能を高める薬膳

考案:坂田晶子
使用した文献:食薬学(教科書) 薬膳素材辞典
アドバイス:日本国際薬膳師会認定部(写真、レシピ等の転用禁止)

素材名:卵、豚肉、黒胡麻、黒豆


滋陰補腎
卵・・・・・・・・・・・
豚ひき肉・・・・・・・・
黒胡麻(煎り)・・・・・
蒸し黒豆・・・・・・・・
<調味料>
(下味A)
生姜すりおろし・・・・・
醤油・・・・・・・・・・
酒・・・・・・・・・・・
(スープ)
中華スープ・・・・・・・
塩・・・・・・・・・・・
砂糖・・・・・・・・・・
ごま油・・・・・・・・・
50g(1個)
30g
小匙2
30g


小匙1/3
小匙2/3
小匙1

200ml 
小匙1/3
小匙1/2
小匙1/2

1. 材料が全部入り、そのまま食卓に出せるような鉢を用意する。
2. 1の鉢に豚ひき肉と下味Aを混ぜ合せ、5分ほど味をなじませる。黒胡麻と黒豆2/3量を追加してまぜておく。
3. スープに塩、砂糖をよく溶かしてから、溶きほぐした卵の中に加え混ぜ、こし器を通して2の鉢に流しいれる。
4. 一度箸で混ぜ合わせたら、蒸気の立った蒸し器に入れ、強火で1分、弱めの中火で10分くらい蒸す。残しておいた黒豆を上にのせて1分蒸す。
5. 蒸しあがったら、ごま油をまわしかける。

卵・・・・・・・

豚肉・・・・・・

黒胡麻・・・・・

黒豆・・・・・・
滋陰類 平・甘/肺・心・脾・肝・腎  
    滋陰潤燥
滋陰類 平・甘・鹹/脾・胃・腎     
    滋陰潤燥
滋陰類 平・甘/肝、腎          
    滋補肝腎
利水滲湿類 平・甘/脾・腎       
      滋陰補血

腎は全身の陰陽を化成する源であり、成長・発育・老化に密接に関連しています。この夏の猛暑により、エアコンによる乾燥や夏の汗で奪われた体のうるおいを補うために、陰を滋養し、精を補充して腎気を補います。滋陰類の中でも腎経に入る卵・豚肉を中心に腎の色である黒色食材の黒胡麻と黒豆を加えることによりさらに補腎を高めました。


このページのTOPへ▲
今月の薬膳トップへ戻る▶︎

   
Copyright © 2016 JFMCM All Right Reserved.