昨年来世界中を恐怖のどん底に落とした感染症は、まだ収束できていません。私が今できることは、生活習慣を見直し体を冷やさないこと、睡眠を充分にとり、ストレスをためこまないこと、五臓六腑の機能を活発にできる食事を心がけ、免疫力低下を避け、ウイルスの侵入を防ぐしかないと再認識しました。食事は毎日の事なので、理論に基づき作りやすいこと、材料もどこでも手に入るもので考えました。


「腎」の機能を高める薬膳

考案:田原静穂
使用した文献:「食薬学・方剤学」(教科書)「食薬素材辞典」
       「早わかり薬膳辞典」「体質改善の薬膳」
アドバイス:日本国際薬膳師会認定部(写真、レシピ等の転用禁止)

素材名:海老 胡桃 大和芋 南瓜 干し椎茸



温補腎陽
むき海老・・・・・・・・
胡桃・・・・・・・・・・
大和芋・・・・・・・・・
干し椎茸・・・・・・・・
南瓜・・・・・・・・・・
玉葱・・・・・・・・・・
赤パプリカ・・・・・・・ピーマン・・・・・・・・
溶き卵・・・・・・・・・
葱(みじん切り)・・・・
調味料A 塩・・・・・・
     胡椒・・・・・
     紹興酒・・・・
調味料B 胡麻油・・・・
     片栗粉・・・・
黒酢餡  スープ・・・・
     黒酢・・・・・
     醤油・・・・・
     砂糖・・・・・
     胡麻油・・・・
     水溶き片栗粉・
150g
40g
50g
6g(1枚)
20g
30g
1/2個
1/2個
大匙2
大匙1
小匙1/3
少々、
小匙2
小匙1/2
小匙2
100ml
大匙2
大匙1
大匙1
小匙1
大匙2
(スープは鶏スープ、鰹節出汁、水でも大丈夫です)

1. 海老は塩と片栗粉(分量外)でしっかり揉みこみ、綺麗な水になるまで洗い、背ワタがついていたら取り除く。水気を拭き取り、半分あられに切り、半分はすり身にする。胡桃は乾煎りし細かく刻む。大和芋はすりおろす。戻した椎茸・南瓜・玉葱はみじん切りにする。
2. 海老に調味料Aを加えて、叩きつけながら粘りが出るまで混ぜ合わせ、溶き卵を加えしっかりまぜあわせ、すりおろした大和芋、胡桃、椎茸・玉葱、南瓜、を加えてよく混ぜる。調味料Bを加えてよく練り10個ぐらいに丸める。
3. 蒸気が上がった蒸し器で5分蒸し、皿に盛る。
4. パプリカとピーマンは細切りし、サッと炒め3に添える。
5. 黒酢餡の材料を合わせ火にかけ煮たってきたら、水溶き片栗粉でとろみをつけ、4にかけ、粗みじん切り葱を上にかける。

海老・・・・・・・・・

胡桃肉・・・・・・・・

パプリカ・・・・・・・

長芋(大和芋)・・・・

南瓜・・・・・・・・・

椎茸(干し椎茸)・・・

玉葱・・・・・・・・・
補陽類 温・甘/ 肝・腎   
補腎壮陽  
補陽類 温(熱)・甘/ 腎・肺・大腸
補腎温肺
温裏類 熱・辛 /心・脾      
温中散寒
補気類 平・甘/脾・肺・腎   
補脾養胃 補腎渋精
補気類 温・甘/脾・胃      
補気健脾
補気類 平・甘/ 胃・肝    
益胃気
理気類 温・辛・甘/脾・胃・肺・心
健脾理気

腎陽は腎精からつくり出される全身の陽の源で、各臓腑の働きを促進させ、体を温める作用があります。免疫力を獲得するためには、体温の低下を避け五臓が活発に働き、機能を高めることが大事です。補陽類と補気類を組み合わせました。海老は肝腎に入り気力を促進させ・体力を増進させます。胡桃は強壮・強精作用があり、腎機能を高め老化防止にも有効な食材です。補気類の大和芋と南瓜・椎茸は脾胃の働きをよくします。肝腎脾の働きを良くし、五臓の機能を高めます。


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