今回のレシピについて
手足が冷たい、節々が痛むなど冷え症状が強いと、手の込んだ料理を作るのも億劫になってきます。それがまた気血不足を招き、冷え症状がさらに強くなって活力の低下を招くという悪循環が生じてしまいます。そんな時には体を温める材料を使った簡単煮込み料理がベストチョイスです。今回は手に入りやすく体を温める力の強いピーマン類をたっぷり使った料理を作ってみました。ハンバーグ風に作った種を、薄切り肉で巻いて型崩れを防いだら、後はソースに入れて煮込むだけ。元気回復のおすすめ料理です。 。


《アンチエイジングの養生》冷え予防の薬膳

考案:渋谷 久恵
アドバイス:日本国際薬膳師会認定部(写真、レシピ等の転用禁止)

 素材名:牛肉、ピーマン、シナモン(肉桂)、棗


温裏散寒
【ビーフロール】
 牛肉薄切り・・・・・・・
 牛ひき肉・・・・・・・・
 ピーマン・・・・・・・・
 玉葱・・・・・・・・・・
 ニンニク・・・・・・・・
 オリーブ油・・・・・・・
 塩・胡椒・ナツメッグ・・
 卵・・・・・・・・・・・
 パン粉・・・・・・・・・
 小麦粉・・・・・・・・・
【煮込みソース】
 赤パプリカ・・・・・・・
 玉葱・・・・・・・・・・
 なつめ・・・・・・・・・
 ビーフスープ・・・・・・
 赤ワイン・・・・・・・・
 シナモンステイック・・・
 ローリエ・・・・・・・・
 塩麹・・・・・・・・・・
 胡椒・・・・・・・・・・
【付け合わせ】
 ブロッコリー・・・・・・

100g
100g
20g
50g
1/2かけ
大匙1.5
少々
1/2個
大匙2
大匙1

50g
50g
20g
1カップ
1/2カップ
3g
1枚
小匙1/2
適宜

50g

1. ピーマン・玉葱・ニンニクはみじん切りにし、オリーブ油(大匙1/2)で炒め、冷ましておく。
2. 水で戻したなつめ、薄切り玉葱、種とワタを取り横に薄切りにしたパプリカは分量のビーフスープで10分位煮てからフードプロセッサにかけ、煮込み鍋に移す。
3. ひき肉に塩・胡椒・ナツメッグで下味をつけ、粘りが出るまでよく練ったら1と卵・パン粉を入れ、さらに良く練って2等分にして俵型に丸める。
4. 牛肉の薄切りを広げて小麦粉を軽く振ってから3をのせて巻き、楊枝で止めておく。2本作る。
5. フライパンにオリーブ油(大匙1)をひいて4を入れ、焦げ目が薄くつくまで焼き、2の煮込み鍋に入れる。
6. 調味料を入れ30分程度(とろみがつくまで)弱火で煮込んだら味を調える。
7. 器の中央に6の煮汁を敷き、その上に煮上がったビーフロール(楊枝は取り除く)を食べやすい大きさに切って盛り付け、茹でたブロッコリーを添える。

牛肉・・・・・・・・・

玉葱・・・・・・・・・

ピーマン・・・・・・・

肉桂(シナモン)・・・

大棗(なつめ)・・・・

ブロッコリー・・・・・
補気類  平・甘/脾・胃        
益気補脾 養血強性
理気類  温・辛・甘/脾・胃・肺・心  
健脾理気 和胃消食
温裏類  熱・辛/心・脾        
温中散寒 開胃消食
温裏類  大熱・辛・甘/ 腎・脾・心・肝
補火助陽 散寒止痛
補気類  温・甘/脾・胃・心      
補中益気 養血安神
補気類  平・甘/腎・脾・胃      
補脾和胃 補腎強筋

顔色が白い、寒がる、温かいものを好む、やる気が起きないなど、身体を温める力が落ちている時に最適な献立です。脾胃の虚弱を補い気血を補う牛肉やなつめ、消化を促進し気の巡りを整える玉葱、温裏類のピーマン、肉桂を組み合わせた煮込み料理で、臓腑を温め冷えの症状の改善をはかります。


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