Vol.021 一般社団法人日本国際薬膳師会の活動(その2)

2011年3月11日に発生したマグニチュード9.0の東日本大震災は、大津波および東京電力福島第一原子力発電所事故により甚大な被害をもたらし、首都圏でも交通機関の停止や帰宅困難者の発生など、非常に広範かつ複合的な災害となりました。これらの状況下において、救助・支援体制の確立には多くの課題が認識されていました。
2013年7月、被災地である宮城県岩沼市にて復興支援拠点となる「みんなの家」の竣工式が施行され、本会の元副会長堀実佐子氏を中心に6名(木谷正子、相沢栄子、春日初恵、堀実佐子、堀綾希子、上野由紀子―現在は4名が在籍 敬称略)が復興支援活動の一環として薬膳で協力致しました。その活動にスポットをあててご紹介したいと思います。
「みんなの家」は被災地の復興支援を継続的に支援するために建設されたもので、この式典のパーティメニューを依頼された元副会長堀実佐子さんが薬膳教室のメンバーを中心に地元の食材でオリジナル薬膳メニューの提供を致しました。
式典の前日に岩沼市に入り地元の食材にこだわり「宮城県産のお肉や野菜を使ったオードブル」「岩沼産のお米と大河原町のもち豚の炊き出し薬膳麻婆豆腐丼」「米粉ロールケーキ」など、薬膳の効能を説明しながら料理を提供し、とても喜んでいただけたそうです。
その後10月~12月には、岩沼産農産物を活用した商品開発支援プロジェクトに参加することになり、米粉を使ったピザ生地とパン、地元産トマトを使ったトマトジャム作りを実施しました。2014年には、「米粉のホットドッグ」が商品化され、「みんなの家」にて販売されるようになりました。現在も同施設は地域復興支援の拠点として事業活動を継続しており、「みんなの家竣工12周年記念」の夏祭りが盛大に行われたと聴いています。
先輩たちの活動に深く敬意を表し、今後も薬膳の知識およびその実践を通じて、社会貢献活動に参加してゆくことが、一般社団法人日本国際薬膳師会にとって重要であると考えます。
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