今回のレシピについて
海老をしっかりと粘り気が出るまで、叩くことで、ぷりぷりの食感を楽しむことができます。暖かくなってきても、梅雨冷えや冷房で冷えることも多いので、食事を楽しみながら、しっかりと陽を補っていただければ幸いです。


《アンチエイジングの養生》腎陽虚による冷えの改善

考案:加藤由季
アドバイス:日本国際薬膳師会認定部(写真、レシピ等の転用禁止)


素材名:海老・ニラ・ネギ



温陽補腎
【ワンタン】
海老・・・・・・・・・
白ネギ・・・・・・・・
生姜・・・・・・・・・
ごま油・・・・・・・・
メイプルシロップ・・・
塩・・・・・・・・・・
ワンタンの皮・・・・・
【スープ】
ニラ・・・・・・・・・
白ネギ・・・・・・・・
乾姜(粉末)・・・・・
桜海老・・・・・・・・
ごま油・・・・・・・・
酒・・・・・・・・・・
塩・・・・・・・・・・
かつおだし・・・・・・

75g
10g
5g
小匙1/2
小匙1/2
少々
10枚

20g
5g
小匙1/3
3g
大匙1/2
大匙1/2
小匙1/3
500ml

1. ワンタン用の白ネギ、生姜はみじん切りにする。
2. スープ用の白ネギは薄切り、ニラは2~3cmに切る。
3. 海老はぶつ切りにしてから、たたいて粘りを出す。
4. ボウルに3.)の海老、白ネギ、生姜、ごま油、メイプルシロップ、塩少々を加えよく混ぜて、ワンタンの皮にのせて包む。
5. 鍋にスープ用の白ネギ、桜海老、ごま油を入れ火にかけて香りが出てきたら、かつおだし500mlを入れ、酒、塩、乾姜を加えて
10分煮る。
6. 5)にワンタン、ニラを入れ、ワンタンが浮いてきたら(約2分)スープと共に器に盛る。

海老/桜海老・・・・・

乾姜・・・・・・・・・

韮・・・・・・・・・・

葱白(白葱)・・・・・
補陽類 温、甘/肝、腎
    補腎壯陽
温裏類 熱、辛/脾、胃、腎、心、肺
    温中散寒
温裏類 温、辛/肝、胃、腎
    温陽解毒
解表類 温、辛/肺、胃
    散寒通陽

歳を重ねるごとに、腎機能が低下し陰陽のバランスが崩れます。海老や韮・葱・乾姜を使い腎陽虚による冷え・足・腰のだるさや痛みを温めることにより改善します。


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