8月より新しいテーマ「アンチエイジングの養生」を様々な角度から考えていきます。
今回は、中央区民や中央区にお勤めをされている方に、健康のための食養生サークル活動を行っている会員さんから、「足・腰(骨)を丈夫にする薬膳」レシピが届きました。区民の方が通いやすく、わかりやすく、そして自分の健康のためということで、若い方から70歳代の方まで勉強されているそうです。


足・腰(骨)を丈夫にする おすすめ薬膳

考案:菊地 由美子
アドバイス:日本国際薬膳師会認定部(写真、レシピ等の転用禁止)

素材名:鰻・鰻の骨・古代米・発芽玄米


健脾補腎 益血填精
鰻蒲焼・・・・・・・・
鰻ボーン・・・・・・・
古代黒米・・・・・・・
発芽玄米・・・・・・・
花椒(山椒)・・・・・
<調味料>
日本酒・・・・・・・・
塩・・・・・・・・・・
刻み海苔・・・・・・・
200g(2枚)
40g(1袋)
大匙1
1合
適宜

大匙2
適宜
適宜

1. 玄米に黒米を加えて水を1合強の分量を加えて、炊飯器の玄米炊きで炊く。
2. 鰻蒲焼を皿に並べ大匙2の酒を振りかけ、蒸し器にて中火で5分蒸す。
3. フライパンに胡麻油を入れ熱くし、鰻ボーンを軽く揚げる。
4. 器にご飯をよそい、刻み海苔を散らし、鰻を載せる。山椒をかける。
5. 皿に、揚げた鰻ボーンをとり、刻み海苔と塩を振りかける。

鰻(含骨)・・・・・・

粳米(発芽玄米)・・・

糯米(黒米)・・・・・

花椒(山椒)・・・・・
補気類 温(平)/甘 肝脾腎 
補肺益胃 強壮筋骨 活血通絡袪風
補気類 平/甘 脾胃  
補中益気 健胃和胃 除煩止渇
補気類 温/甘 脾胃肺 
補中益気 健脾止瀉 固表止汗
温裏類 温/辛 脾胃腎 
温中止痛 殺中止痒

薬食同源なるものを口から食し、栄養素を摂取し、心身の生命活動の源である。
腎精を充実すると、老化防止を実現できます。アンチエイジングは可能なことです。平/甘の玄米に黒米を加えることにより、補気健脾の作用、また肝腎も補うことが出来ます。鰻丼の補気補血作用は、精血同源を充実することができ、老化現象の足腰のだるさや疼痛などを改善できます。骨を以て、骨を補強できるので、鰻の骨を食するのは、腎が主る骨を補強するのにより効果的といえます。

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