今回のレシピについて
ビタミンB1が豊富なスペアリブ、以前、骨折をした時に薬膳の先生から、スペアリブがいいですよと言われ、それ以来疲労回復に、また、足腰が疲れた時等によく頂きます。BBQの時は必ず登場する一品です。是非スペアリブの元気が出る料理を、お試しください。


《アンチエイジングの養生》骨を丈夫にする薬膳

考案:福室愛子
アドバイス:日本国際薬膳師会認定部(写真、レシピ等の転用禁止)


素材名:豚肉(スペアリブ)、山薬(山芋)、
アスパラガス、パプリカ(赤・黄)、ブロッコリー



滋陰補腎
豚肉(スペアリブ)・・・・・
アスパラガス・・・・・・・・
山芋・・・・・・・・・・・・
ブロッコリー・・・・・・・・
パプリカ(赤黄)・・・・・・
サンザシ・・・・・・・・・・
〈A:肉タレ〉   
酒・醤油・・・・・・・・・・
砂糖・胡麻油・・・・・・・・
〈B:温野菜タレ〉 
水・黒砂糖・味噌・・・・・・
酢・鰹ダシ・・・・・・・・・
300g
40g(2本)
150g
100g
各20g
12g(3本)

各大匙2
各大匙1

各大匙1
各小匙1

1. サンザシ3本は粗みじんに切り50mlの湯で煮溶かす。
2. ビニール袋にサンザシ(煮溶かした汁も入れる) A:肉タレの調味料を入れる。
3. 2)の袋にスペアリブを入れ、冷蔵庫で3時間寝かせる。
4. 3)のスペアリブを蒸気の立った蒸し器に入れ15分蒸す。
5. 3)の袋のタレ(残り)と蒸し上がったスペアリブを鍋に入れ火にかけ軽く絡ませる。
6. 野菜は一口大に切り5分蒸す。鍋にB:温野菜タレの調味料を入れ、テリが出るまで混ぜる。
7. スペアリブと野菜を器に盛り野菜タレを添える。

豚肉・・・・・・・・・

アスパラガス・・・・・

山薬(山芋)・・・・・

カリフラワー・・・・・
(ブロッコリー)
青椒(パプリカ)・・・
滋陰類 平・甘・鹹/脾・腎 
    滋陰潤燥
滋陰類 微温・甘・苦/肺・心・腎
    滋陰生津止渇
補気類 平・甘/脾・肺・腎
    補腎渋精
補気類 平・甘/腎・脾・胃
    補腎強筋
温裏類 熱・辛/心・脾
    温中散寒

補気の山芋、ブロッコリー、滋陰のアスパラガス、温めるパプリカ等の温野菜でバランスをとり身体に優しい料理となっております。津液補充(陰液)することにより腎を養います。乾燥は勿論、皮膚のトラブル又膝腰のだるさ、めまい、耳鳴り等にも効果が期待できます。更年期以降は体内の熱バランスが崩れがちで、喉が渇く、寝汗をかく、肌の乾燥等、汗と一緒に「気」も消耗します。


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